かつて､Angkor Thomからガンボジア国境を越え､Phimaiへ､
更にその先へと王道(Dharmasala Route)が続いていました。
Dharmaとは､仏教の説法､Salaとは､ホールの事です。
そして､この王道沿いには､ジャヤバルマン7世時代に整備された宿駅(Dharmasala)､及び､
施療院(Arogayasala)が点在していました。

そのPhimaiからAngkor Thomへ向けた王道沿いの遺跡を紹介します。

王道 Dharmasala Routeに関する情報は､
Asger Mollerup氏のHP「The Dharmasala Route from Angkor to Phimai」､
及び､ふうみんさんのHP「クメールの誘惑」を参考にさせて頂いてます。

この遺跡は､Nakhon Ratchasima県の
A.Huay Ta LaengのBan Huai Khaenに
あります。
宿駅Dharma Salaです。

右の写真は､南東側から遺跡を見たところ。

東側から見たところ。

昔の地面の位置と､現在の地面の位置に
高低差がある？

東側から更に寄って見たところ。

南側少し東よりから斜めに遺跡を見たところ。
南側には窓があります。

最初の説明書きには､one windowとあるが､
この写真では3つあります。

崩れた遺跡の石が並べて置いてあります。

丸く置いてあるのは､屋蓋の部分か？

西側から遺跡を見たところ。

西側入り口から内部(南側)を見たところ。

西側入り口から内部(北側)を見たところ。
北側には窓はありません。

北側少し西よりから遺跡を見たところ。

東側少し北よりから遺跡を見る。